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2018年度「EEデンタルの顕微鏡録画システム」(器材)

昨日最後の赤字の質問にもありましたが、

http://eedental.jp/ee_diary/2018/12/2018129-3.html 

 

EEデンタルの顕微鏡システム

「顕微鏡録画をどうしているか!?」

「動画をどうやって編集しているか!?」

と質問を受けますが、

 

基本的に私はあまりそっち関係は強くないのでどこまで参考になるか・・・

 

 

私が開業した2007年当時

顕微鏡の選択は8社ぐらい、カメラの選択は、1CCD or 3CCD という選択肢でした。

勤務医時代

澤田先生などのオフィスを見学させてもらった際に、澤田先生にこんなアドバイスをいただきました。

「顕微鏡は何を基準に買えばいいか!?」

『先生の予算内で一番高い機種を考えたらどうでしょう?』

「カメラは!?」

『勉強会や学会報告などする予定があれば3CCDカメラの方がいいですね』

  

↑上記の意見は今私が同じ質問受けた時に返している言葉にもなっています(笑)

 

また、私の同級生のコンサル(歯科医師)からは、

「この先、井野先生の目となるものだから、ここはケチらない方がいい」

「我々の職業は目が命だから、目のことを考えた機種選びをすべき」

 

と言うことで、超貧乏開業にも関わらず、

kamera (6).jpg

【ZEISSのピコモーラー】

kamera (5).jpg

+【ビクター製3CCDカメラ】 140万

トータル=700万 (開業11年、十分元は取ったと思います)

 

 

録画機器はメーカー(白水)と話し合って最小限の【DVDレコーダー(ビクター)】 4万

という選択をしました。

 

ただ、顕微鏡環境は私の時代と今は変わり

 

kamera (1).jpg

ハンディーカム、1CCD、3CCD、ハイビジョンカメラ などの選択肢があり画角も16:9になっています。

 

そのうち8Kまで出てくると思いますが・・・

4K、8Kなどはデーター量がベラボウに大きいのでその点はマイナスかなと思います。

 

それに、ハイビジョン、4K、8Kで高画質で撮っても、パワポに張るならMP4に変換って何の為の高画質録画。。。

 

カメラはマストアイテムなのですが、

今は「ハイビジョンカメラ」がスタンダードではないでしょうか。 

(拡張性があれば、最初は1CCDカメラでもいいと思います)

 

スライドにも書いたように画質より、

フレームに入るように、患者さんに説明できるようなカット割りの方が重要かと思います。

 

 

では録画しておく装置は

kamera (2).jpg

私は現在DVDレコーダーに顕微鏡の映像を録画していますが、

デッキ(1テラ)もので患者さん1日6人× 3~15分の録画でだいたい2年半ぐらい分記録できています。

*パナソニックのものがお勧め!(録画中に一時停止機能があるので) 

 

レコーダー内の記録は、

月が終わると1カ月の録画した動画をブルーレイにダビングして、動画管理をしています。

(私のカメラはデーター量が少ないので、1カ月を1枚のブルーレイディスクで保存できます)

 

電気屋の知り合いの疋田さん曰く、ハードディスクは飛んだら終わりだから

大切なデーターはディスクにこまめに焼いてリスクの分散をした方がいいとのこと。  

ただ最近6年前に買ったパナソニックのレコーダーの調子が悪いので、

12月が終わったら、パナからSONYのブルーレイレコーダーに入れ替えをする予定(大掃除の後にでも)

kamera (4).jpg 

コジマの疋田さんから購入 

  

次に、

「モニター」に関しては、なんでもいいと思います、

私はちょっと前までは20インチぐらいの3万ぐらいの安いモニター使っていましたが、

それでも十分説明できていましたが、

 

ちょっと前に将来の3D化を見据えて3Dテレビにしました。

 

たぶん、99.99%の先生は「3D !?」と思うでしょうが、

 

以前書いたブログ:http://eedental.jp/ee_diary/2018/08/3d.html 

SONYは、

FDAなどの申請にお金がかかった為、医療用の3Dモニターは200万近くするそうです。

 

200万あれば安い顕微鏡買えますわね。。。

 

ただ、ラッキーだったのが患者さんの技術者さんに聞くと、

医療用モニターも民間のものとまず変わりはないと思いますけどねぇ・・・

 

と、

モニターも6年近く使っているし、3Dを買うかと思いましたが、

メーカーに聞くと今は4K、8Kが主流になり2016年で3Dテレビの生産は終わってしまったとのこと。。。

   

そこで!すぐにヤフオク検索

 

で、その日に25000円で中古のかなり状態の良いSONY3Dモニター(37インチ)をゲット!

(望んではいなかったのですが、ラッキーにもスピーカーバーも付いてきました(笑))

kamera (3).jpg

3Dモニターは30インチ以上のデカイのしかないのがネック・・・

 

ヤフオク中古の25000円が医療用3Dモニター200万とはたして同じなのか!?

(2.5万なら外しても、そんなに大きな痛手にはなりませんね(笑)

 

で、またまた電気屋の知り合いのコジマの疋田さんに話したら

『えっ、井野さん・・・ 確か3D映像は3つぐらい出力方式があると思いますよ。』

『医療用の出力方式調べました!?』

 

「・・・、知らないわ。。。」

「でも、でも、SONYのモニターの最終形買ったから互換性はあるでしょう!?パナじゃないし」

 

『最低限のラインは合わせていますね。。。(笑)』

 

で、川本先生にこの話をしたら、

フレームシークエンシャル方式(アクティブ)と偏光フィルター方式(パッシブ)と赤青メガネのアナグリフ方式

があると調べてくれて、

買ったものは赤青メガネのアナグリフ方式ではないので、当選確立が1/2 となりました(笑)

 

 

なので、今はモニターがデッかいやつですが、

患者さんには昔の小さいものより見やすいといわれます。

 

最後に、

「動画をどうやって編集しているか!?」

 

動画の編集は伊藤先生に教えてもらった

「TMPGEnc Video Mastering」 

http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/product/tvmw7.html

という動画ソフトを使っています。

*簡単な動画編集と拡張子を替えれる

 

 

編集はソフトは、なんでもいいと思いますけどね。

 

 

以上、EEデンタル 2018年顕微鏡周辺機器 情報でした。

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