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根管治療で入れたガッタパチャーは無くなる時もある

以前書いたガッタパチャー(GP)のこと

http://eedental.jp/ee_diary/2019/07/post-1929.html

 

この中で書いた

・吸収する(痩せる)

極稀にこんなこともあります。 

   

 

2011年 歯茎が腫れてきたという40代の女性患者さん 

2020 EEdental HT (1).jpg

チョロチョロっと詰められたGP、 長いメタルポスト・・・

 

患者さんに説明を行い

2020 EEdental HT (2).jpg

基本、第一小臼歯は2本の神経管があるので、その2本を探し清掃後にGPを入れました。

 

2020 EEdental HT (3).jpg

セラミッククラウンSet後、

根管治療がうまく行き、症状もなくなり骨の方も出来上がってくれています。

  

   

また、今年に入り奥歯の歯が浮いた感じがするとのことで、

医院にあったレントゲンを見てみると。

 

2020 EEdental HT (4).jpg

「?」

GPが無くなっている!?

 

CBCTで無くなったGPの根に問題があることを確認して、この歯も根管治療をさせてもらい

2020 EEdental HT (5).jpg

ほぼ手づかづのMB,MB2を探し根管治療

 

昔のクロロパチャー(GPをクロロホルムで希釈したもの)などは

根充後はしっかりレントゲンで見えるのですが、経年的にレントゲンで確認できなくなります。

  

こんなこともたまに起こっていることがありますが極稀のケースですが、報告まで

 

患者さんの歯この後経過観察をしていき、治癒傾向があればクラウンの作成をしていきます!

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