大きな根尖病変の治り
- Posted by: eedental
- 2021年4月27日 09:14
- 歯内療法日記
以前治療させて頂いた患者さん(50代男性)
術前のレントゲン
上顎洞底を挙上させるような大きな病変
もしかしたら外科的歯内療法が必要になる可能性があることを説明し根管治療を行いました。
レントゲン上では、
かなりきちんと治療がしてあるように見えるのですが・・・
MB2、イスムスが出てきたのでその部分を丁寧に治療
治療後1年
押し上げられたであろう上顎洞の部分も下に下がってきているように見えます。
患者さんは腫れや痛みもなく快適に食事はできているそうで、
レントゲンでもこの状態であれば、あとは経過観察で
もう少し骨が戻ってきてくれるか見ていけばいいでしょう!
この状態であれば最悪外科的歯内療法で歯の保存は行えそうです。
患者さんが分からないまま、無症状に経過する大きな根尖病変もあります。
毎年とは言いませんが、3年に1回ぐらいはレントゲンでチェックした方がいいでしょう。
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