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歯内療法日記: 2015年4月アーカイブ
大きく削らない治療
前回の治療から2ヶ月後
奥から2本目の詰め物の下の虫歯治療の際に写真を
因みに前回治したのは一番下の歯で
3.5mmの穴から神経の治療をしていますヾ(^ω^ )
詳しくは : http://eedental.jp/ee_diary/2015/03/post-1132.html
今はこんな治療が可能な時代なんですよ!( ・ω・)ノ
「知っている人が得をする」(笑)
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キャナルブルーユーザーに朗報 ヴィスタブルー
- 2015年4月11日 08:48
- 歯内療法日記
先日、モリムラの人が置いていってくれました。
破折線を確認する為の染め出し液なのですが、
*動画で出てくる青色の液体
以前はキャナルブルーというジッペラー社のいい商品があったのですが、
なぜか販売が無くなり、後発商品が出ていたのですが、シリンジがダメダメで使い物になりませんでした。
(あんなフローのよい液体入れておいて、もうちょっとシリンジの構造考えなさいよ!)
しょうがないのでメチレンブルーの試薬を買ってきて、1%まで濃度を薄め使っていたんですが、
モリムラから
一応、150滴出るようで150回使えるようです。
前のキャナルブルーなんかは25ピペットでしたから6倍近くコストパフォーマンスは良いことになります。
エンドの破折線の確認、外科的歯内療法など行う顕微鏡ユーザーにはありがたい商品だと思います。
前回のペントロンのEDTA同様にマニアックですがエンドをする為にはマスト商品だと思います。
http://eedental.jp/ee_diary/2015/04/17-edta.html
コストパフォーマンスが良いのは経営者にはありがたいm(_ _ )m
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17% EDTA 根管洗浄
- 2015年4月 1日 09:01
- 歯内療法日記
根管治療時には、歯の中の汚れ・細菌を除去する為に色々な消毒剤を使用します。
根管内洗浄:http://eedental.jp/ee_diary/2010/07/post-125.html (マニアック過ぎるので注意)
世界的には、根管内洗浄は
1〜7%次亜塩素酸ナトリウム+15〜17%EDTA が主流であります。
ただ、日本ではこの15〜17%EDTAが売っておらず、海外通販で私は購入していました。
国内のものは濃度が低かったり、訳分からんぐらい高価であったり・・・
海外便使っても、海外から輸入した方がいいような状況でした。
実際、この海外基準で洗浄している先生が日本にはどれぐらいいるのか?
(私の卒業した大学では未だにNCとオキシドール・・・ いつの時代の洗浄法!?)
そろそろEDTAを買おうかなと思っていたそんな所に、ペントロンジャパンの藤崎さんが
「先生、ウチEDTA発売することになりました」
http://www.j-pentron.com/products/17edta.html
ちょうど医院のEDTAが無くなりそうなところだったのでベストタイミングでした。
ただ、500ml・・・
半永久的に使えそうな単位の量
ペントロン藤崎さんとのやり取り
藤崎さん 「先生、1回でどのぐらい使うんですか!?」
私 「ん? 1回1ml ぐらい」
藤 「えっ、それだけ?」
私 「そうだよ、根管内洗浄の主役の次亜塩素酸は私は20~30ml1回で使うけどね」
藤 「じゃあ、500mlだけあると・・・」
私 「このラベルの消費期限の2018年の12月まで残っていると思うよ」
藤 「えっ?」
私 「500mlって多すぎだって、海外通販のものも200ml(30ドル)ぐらいだし」
「量は倍で値段は据え置きなんていい会社だねぇ~」
「あっ、因みにイーライズ(レジンコア前の象牙質接着処理剤)のコンディショナーもウチ高濃度のEDTA使っているから、ここ5年ぐらいコンディショナー(EDTA)買ってないよ」
藤 「じゃあ、更にペントロン商品売れなくなりますね」
私 「だねぇ、社長に言って量減らして値段も下げてもらってよ」
というやり取りが(ノンフィクションに近い 笑)
もしかしたら、量が減るかもしれませんので量多めで購入したい先生がおられましたらお早目に!ヾ( ̄∇ ̄)
(「EDTAってどこで買えばいいですか?と質問をよく受けていたのでこちらを⇒ )
因みにEDTAの使い方は(EDTAはNC:次亜塩素酸Naにない機能を補ってくれる薬です)
1、NCで根管内を徹底的に洗い、
2、根管内が綺麗になってきたら一度EDTAで1分洗浄(ラバーをしている先生は超音波を併用してもらった方がなおベター)
その後、
3、NCで洗って根管内乾燥 ⇒ 根管充填
ですので、EDTAはスメア層を取る意味で少量でOKです。
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