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【Neo MTA Plus】の話を聞きに

歯科材料のここ10年で、爆発的なヒットをしたMTAセメントがあります。

世界で3000近い論文数があり、歯科治療特に根管治療の世界を代えてしまったセメントとも言えると思います。  

 

このMTAも1990年に登場から特許が切れた為に、最近色々なメーカーからMTAジェネリックが出ています。

  

今まではプロルートMTAの「黒」と「白」の2種類でしたが、

ホント多くのMTAが購入できるようになっています。

  

 

ただ、エンドの重鎮・巨匠の話を聞く限りは、

「最近出てきたMTAは確固たる文献による信用がまだない」

とおっしゃられていて、私もジェネリック系のMTAは回避していました。

ジェネリックの問題点 ⇒ http://kusuri-jouhou.com/nyuumon/generic.html 

  

MTAと言っても先発医薬品と全く同じではないので、はたして同じ作用が出てくるのか?疑問の部分もあります。 

こういった薬剤は5年ぐらい経過して、

「やっぱりあれはダメだった」などなりかねないので出てすぐの薬は私は様子をみます。 

*私は「石橋は叩いて渡らない」こともします。

   

 

ただ、プロルートMTAも唯一欠点があり、使用するとその歯は黒変してきます。

http://eedental.jp/ee_diary/2011/11/mta-1.html 

 

前歯の審美領域では大きなデメリットでありました。

(歯を保存できると患者さんが次に言うのは「綺麗にしたい」ですから、次に出るだろうニーズも考えておきます)

 

 

この黒変「何とかならんもんかなぁ」と思っていると、

 

 

モクダ商会がこんな「Neo MTA Plus」というMTAを紹介してくれました。

DSC00657.jpg

 

このMTA、

先発薬のMTAの開発に携わった人が独立した会社から出した物だとか

黒変する【ビスマス】を抜いてある(プロルートの20%は黒くなる原因のビスマス)

 

ん~、なんとなくいい感じはするものの、今一信頼できない。。。

 

しばらく、医院に置きっぱなしになっていたのですが、 

  

若い女性患者さんの前歯の審美ケースにぶち当たってしまいこんなうたい文句のMTAがあると説明すると、

「是非、変色しないMTAを使ってもらいたい」とのこと

 

で、実際使ってみるとこんな感じ

2016 MTA.jpg

使用感はプロルートMTAより更に扱いずらい。。。

 

このNeoMTA 「粉」を【ジェル】で練るのですが、ジェルの為練ったMTAがベトベト

器具離れも非常に悪く、今回のケースレントゲンで確認するとたまたま綺麗に治療出来たのですが、

この操作性の悪さはどうなの?(p・Д・;)

 

 

そんな所に、岡口先生のNeo MTAの講演会があり参加してみて大正解!

 

岡口先生は付属のジェルを使用せずに、プロルートMTAと同じように水で練っているそう

使用感を質問させてもらった所、プロルートと同じような操作性になるとのこと

また黒変してくることもないとのこと。

 

大先生が言っても実際試してみないとと思うのが私の性分(´-ω-`;)ゞ

  

 

帰ってさっそく、Neo MTA+精製水で練ってみると

「おぉ~!」

かなりプロルートMTAに近い感じになる!

 

これは使えるようになるかもねヾ( ̄o  ̄ )

 

 

 

日曜日の沖縄でも雪が観測されたクソ寒い日に神戸まで行った甲斐がありました。

(帰りの新幹線が雪で止まらないかヒヤヒヤでした(笑))

  

後、もっと三宮の近くでやってよ!(笑) 

 

  

 

今後、私の中に基準は  

基本は今まで通り信頼性の高いプロルートMTAを使用して、

前歯の審美領域のケースにはNeo MTAを使用していこうかなと思っています( ・3・ )~♪

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