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やり直しの根管治療は手間がかかる
- Posted by: eedental
- 2016年5月14日 12:26
- 歯内療法日記
奥歯の銀歯のやり代えをお願いされたのですが、
一番奥の歯根管治療が非常に中途半端。。。(-ω-;)
奥歯などは歯がバナナのように湾曲しており、
我々が使用するファイル(ヤスリ)は真っ直ぐな針なので
丁寧に治療を行わないと、図のように湾曲している部分から下の部分の治療が行えません。
私は基本的に病変や痛みが無ければ、再根管治療は積極的にはしないのですが、
今回のケースは直感的にやり直した方がいいなと判断しました( ̄ー ̄;)
今週来院された患者さんの中にも先生に
「薬がしっかり入っていないからやり直しましょう」
と言われ治療をスタートして痛みが無かった歯が凄く痛いという方もおられましたが、
先生のいう薬とはゴムのことであり、
これがしっかり入っていなくても感染さえ無ければ治療する必要ありません( ̄ω ̄A)
今回のケースレントゲンを見ると、
「湾曲部の下の部分を掃除しなおせばいいじゃないか?」
と簡単に思えてしまうのですが、
実は一度目の根管治療で神経管には傷が付けられてしまっており
その部分を探し修正して元の神経管に道具を入れるのは非常に難しいです。
ですから、根管治療は一度目の治療が非常に大きなポイントになります。
そんなこんなで修正を行い根管充填!
【術前 ⇒ 術後】
根管治療が大切な理由
http://www.eedental.jp/stayle.html
綺麗な被せ物を長持ちさせるには基礎工事の根管治療をしっかり行うことです! (・ω・)ノ
ただし、やり直しの治療は手間が非常にかかる。。。
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