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タイトル【自費開業10年目と現在の臨床】 抄録
- 2016年8月 2日 12:33
- 井野セミナー 案内
11月6日(日曜)に名古屋で開催する講演の抄録を作りましたので
こんな内容でスライド作りたいと思います。
【抄録】
2007年5月に32歳で自費専門の歯科医院を開業をして今年で10年目となりました。
「豊橋市で自費治療だけでやっていけるのか?」
という疑問もあるかと思います。また自費専門の歯科医院に興味がある若い先生も少なくないと思います。
勤務医時代はデンチャーからペリオ、小児、智歯抜歯など保険治療でできる全ての範囲の治療を行っていましたが、当時興味があり、ある程度できるようになっていたのは「歯内療法」だけでした。
ラッキーだったのが勤務医時代の2004年に師匠が私の担当するチェアーにマイクロスコープを設置してくれたことにより早い時期から顕微鏡治療を行うことができました。
10年以上使用しているとマイクロスコープの利欠点、治療に便利な道具・周辺機器なども分かってきてきました。今ではマイクロスコープなしには自費治療ができない状態にもなっています。
そんな勤務医時代を経て、「自費専門」で「歯内療法」だけで開業したいと思い色々調べました、
2007年時分「歯内療法だけ」で経営している歯科医院は全国でも10件にも満たず、その多くは東京などの大都市でした。田舎育ちの私は大都市での開業より、人口37万人の豊橋市での開業を選択しました。
ただ、歯内療法だけではやって行けないことが開業2ヶ月で分かり、経営の限界を感じC3病名から範囲を増やしてC2病名まで治療の範囲を増やしました。
C2は色々な治療法がありますが、「MI」という概念の基に行う治療法に魅力を感じ。またそこに市場形成ができると感じ、当時まだまだマイナーであったダイレクトボンディングを勉強しました。
数多くのメーカーから自費用のレジンが出ていますが、導入時どんなレジンが良く、どうやれば色合わせができるのか全く分かりませんでしたが、10年経過した今では、ある程度の法則や色のレシピが分かってきたので私のレジン治療を例に簡単にできる臼歯部レジン充填もお話ししたいと思います。
そんなこんながありましたが、2016年現在は「歯内療法」と「レジン治療」が医院の主な大黒柱となり医院を支えてくれています。
今回の講演は、私が今感じている臨床の勘所など少しお話しさせて頂きます。
こんな先生に
・自費診療の歯科医院はどんな感じなのか知りたい先生・マイクロスコープに興味がある先生、導入を検討している先生・歯内療法のヒントが欲しい、成功率を上げたい先生、便利な道具が知りたい先生・自費のレジン治療を初めてみたい先生・当日予定がなく暇な先生
以上になります。
今回はあまりアドバンスな内容にならないように若い先生向けの内容になるように気を付けます。
と言っても、顕微鏡やレジン、エンドに興味のある先生は是非是非!
募集先に関してはまた後日報告させてもらいます。
100人程度のの募集になるそうです。(勉強会グループの先生が半数近いのでオープンな募集は50名程度になるかと思います。)
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