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なかなか良い下顎前歯のショルダーバーを見つけた

被せ物を作る際に歯を削る時いかに隣の歯を傷つけずに形成するか!(・。・)

   

患者さんからしてみれば当たり前のことなのですが、実は隣の歯に傷を入れず治療を終えるというのは非常に難しく

私の臨床上では銀歯など入れた歯の8~9割は隣の歯が多かれ少なかれ削られているのを確認します。 

  

なぜか?(?。?)

  

答えは奥歯は見えていないからです。

2017 ken.jpg

顕微鏡で見ていると削られているのがよく分かります。。。

 

私は患者さんには「仕方がないこと」だと説明しています( ̄ー ̄;)

*海外のように1日数人の診療スタイルでないと集中力は続きませんよ。

  

では、「削られた部分問題起こらないのか?」

  

 

起こります。。。

 

⇒虫歯の発生率がメチャあがります。

 

我々は歯を金属の棒にダイヤモンドパウダーを塗したもので歯を削ります。

その削った表面は洗濯板のように凹凸です。

*洗濯板が分かりにくければ、紙ヤスリの荒いのでコップ表面を削った状態です。

 

ですから、汚れ、プラーク(菌)の足場になりやすく、治療した銀歯の隣が10年後に立派な虫歯になるという負のサイクル・・・

 

 

視野を顕微鏡基準で取っている先生は誰もが思う訳です、

「隣の歯を傷つけずに治療をするには・・・」

 

で、より良い道具を探す必要があるのですが、

先日の顕微鏡学会でメリーダイヤのブースで、細かなバーを見ていると今欲しかったバーを見つけてしまいました! 

meri-daiya 2007ff (1).jpg

メリーダイヤ 2007ff

下顎前歯などの隣在歯が近い場所に使える、「ショルダーバー」

この中途半端なこの細さというのが私には欲しかったサイズであり 

下顎前歯でも

meri-daiya 2007ff (2).jpg

meri-daiya 2007ff (3).jpg

こんな感じで隣の歯を傷つけずに形成できます。

*外形成は他のバーで行っています。

 

 

その他、お勧めのバーは

この極細ダイヤモンドバー

FG699006.jpg

FG699006(モクダ商会)

インレーを外した後、スライスカット面に貼り付いたセメントの除去 

スライスカットは当然もの細いバーで形成しているので、それより更に細いバーで削らないと隣の歯まで削ってしまいます。

 

このバー非常に細いので、スライスカット面のセメントでも楽々除去できます!

  

レジン充填する際にカス上のセメント除去しておかないと綺麗に充填できませんから、ほんとかゆい所に手の届く道具見つけると臨床のストレスが少し減ります(笑)

左官屋さんのコテみたいなもので、自分に合う道具を探します。 

 

 

ただ、私の使っているものって売れなくてすぐに廃盤になるので、7月のセールの際にまとめ買いします!(・Д・;)

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