Home> 院長の趣味の世界 > レントゲンの誤診。。。 でも診断大切!
レントゲンの誤診。。。 でも診断大切!
- 2019年11月23日 09:03
- 院長の趣味の世界
患者さんの症状は
2か月前に左上の奥から2本目の歯が咬むとその後弱い痛みが一瞬出る症状がしばらくあり
その後症状が無くなったのでそのまま放置
11月初めから、また咬むと弱い痛み+その後弱い違和感が続く・・・
とりあえずレントゲンを撮ってみる
虫歯・・・
しかも近心に大き目。。。
そら症状も出るわ。。。
これはいかん!抜髄(神経を取る)になっては困る!
というもの これ私の歯(笑)
流石に自分の歯の治療は出来ないので、
急遽、かかりつけのS先生にメッセージでレントゲンと症状を伝え
「可能なら早目に・・・」
ラッキーなことに2週間後の月曜に空きがあり直に予約
その後も症状が続き、急性症状が出たら嫌だなぁ~と患者さんの気持ちそのままに
2週間待ち
18日朝7時起きで一路東京に。。。
家族からは「近くの歯医者じゃいけないの!?」と素人のような質問が(笑)
豊橋⇒東京 新幹線ひかりで1時間半なんてこの患者さんに比べれば・・・
http://eedental.jp/ee_diary/2017/06/post-1608.html
近所じゃん!
歯科医院に到着し11時半か治療スタート、麻酔をして麻酔待ちの時間色々情報交換をして、
いざ顕微鏡治療スタート!
1分後、
『え~、井野先生これ削る!?たぶん虫歯ないよ多分...』
「ホントですか!?」
『まぁ、いいや動画で見せるから井野先生削るか判断して』
実際動画を見て、
「ん~、初期虫歯って雰囲気もないですね」
『どうする!? 僕なら削らない』
「ん~、症状もあるし・・・」
『じゃあCT撮ろう!』(S先生は診断に困ったらCT撮る派)
CTで見てみると、透過像はない!
「え~、無いんだ」
『TCHかもねぇ~』
ということで筋のマッサージをしてもらい終了。
何もなくて良かったと同時にやはり、顕微鏡での診断は非常に有効であること
虫歯が無いと判断出来る先生の判断能力とに感謝!
結局、その後歯科商品開発の打ち合わせをして豊橋に帰宅。
久しぶりに麻酔をしましたが、施術中はドキドキでしたわ(笑)
- 購読
- Powerd By