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歯を抜いたのに痛みが取れない。。。
- 2024年4月13日 09:00
- 歯内療法日記
患者さんは60代女性
最初に来院されたのは2018年末
2017年、右下が膿んできたのA歯科医院で根管治療を始めるも半年経っても治らず転院
次のB歯科医院で治療を続けるが、CBCTで破折していると言われ抜歯
痛みが取れない為、手前の右下6の根管治療を行うも改善が無い為
大学病院に行くも問題無いという結論
その後、EEデンタルへ
今回の経験から悪い歯は全て治療したいとのことで悪そうな歯だけ治療を行い
2019年治療終了
その際右下の奥歯は私も特に問題無いと判断しました。
そこから2023年に詰め物が取れたとのことで来院
その際に患者さんに抜いた右下7の部分が常に鈍い痛みが出たり、消えたりを繰り返していると話される。
痛みの法則などあるか聞くも、それはないとのこと
レントゲン(2023年)
特に悪い所見はありません。
たぶん、非歯原性歯痛になっていると判断し井川先生に紹介状を書き
薬で治す治療となりました。
紹介状を書いて8ヵ月
井川先生の方から、「疼痛は消失したので終診とした」と返書が来ました。
ホント、女性に非歯原性歯痛は多いなと感じます。
(と言っても自分は井川先生にお任せするだけなんですけど)
また非歯原性歯痛を作ってしまう原因第1位は不適切な根管治療と言われていますから
特に女性の方は痛みの中続く根管治療は受けられない方がいいと思います。
気まずいとは思いますが、3ヵ月痛みの中根管治療をしていたらそこはドライに考え転院した方がいいと思います。
個人的に3ヵ月膿が止らない経験はありますが、3カ月痛みが続くはないです。
最初の痛みの原因は神経を取るという体への侵襲です、ただこの痛みは出ても3日ぐらいで引いてきます。その後続く痛みは体の中へ細菌感染をさせてしまった、細菌感染が続いている時に出るものが多いイメージです。
歯科治療は痛みが伴うイメージですが、それでもなるべく痛みがない治療は受けられるべきだと思いますね。
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