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マニアックレジン: 2022年2月アーカイブ
神経を取る予定ではいたが・・・
- 2022年2月 9日 09:04
- マニアックレジン
患者さんは30代男性
最近凄く冷たいものが凍みるようになってきた。
先生には神経を抜く必要があると言われ、もしかしたらEEデンタルならと
EEデンタルを教えてもらったとのこと
レントゲンを撮ると
親しらずの影響で歯茎の中に虫歯が出来ていますが、かなり大きく神経に達するように見えます。
患者さんにはウチでもたぶん神経取る処置になる可能性が9割と説明
なるべくクラウンも避けたいのことことでしたが・・・
奥側をレジンで治し、咬合面からコンサバティブエンドアクセスで3mmの穴から根管治療して
再びその穴をレジンで埋めるか!?
(1本の歯で2か所の難易度の高い治療)
メチャ手間かかりますが、今の自分に出来る最大限の治療法
ただ、遠心の虫歯の位置がかなり深く、計画通りに治療を行えるか!?
何にせよ歯を残す為にはかなりハードルの高い治療になると説明。
患者さんには神経を取る可能性が高いことを了承してもらい、治療を行いました。
いざ治療を行うと、
なんとか、露髄なくレジン充填が綺麗に行えました!
ここの虫歯はちょっと特殊な道具で虫歯除去を行います。
EENOスフィアとEENOボール 販売サイト - EE DENTAL_Blog
この後、ズキズキするや温かいものが凍みるようになったら
その時に改めて抜髄を行うと説明し、心配だったので半年後にレントゲン診断
半年後
レントゲンでも神経の死んでいるような所見もなく、このまま経過をみてもらうことになりました。
患者さんはかすかな期待を持って治療を受けたが結果が上手く行って良かったと喜んでいました。
虫歯が大きくても症状のない神経は保存できることがあります。
逆に虫歯が小さくても既に痛みのある歯などは神経保存が上手く行かないことも多々あります。
ホント神経保存は奥が深い!\(-_-;)/
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