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挑戦者求む!(笑)人工歯①
今日は休みですが、2022年のアドバンスセミナー用の動画を作っております。
国内ではまだまだマイナーな「コンサバティブエンドアクセス」の
私のやり方をスライドにしようかと、事務局に用意してもらった人工歯
トゥルートゥース #30 - アクセス - DELabs (delendo.com)
近心根が根途中からMM根が現れ、真横にイスムスもあり難しかったです。
セミナー動画を撮りながら1時間15分(実質50分ぐらい)
約3mmの穴から髄角部分を処理します。
入り口から小さくして富士山型に処理していきます。
術後と術前模型
赤い部分が歯髄、赤いロウのようなものが入っています。(水で洗っても取れません)
3mmの穴から5根管(MB,MM,ML,DB,DL)を処理、イスムスが多い歯でした。
MB根とMM根を繋ぐイスムスにどうしても点状に歯髄が残ってしまいました。。。
ここを処理するにはMB根穿通前に処理すべきだったかも!?
ただ、自分では結構効率よく歯髄取れたかな!?と思います。
横から歯髄を見れるのでラクっちゃラクです(笑)
遠心2根+イスムス
見えるからDB根の側枝3つも比較的ラクに処理できました。
コンサバティブエンドアクセス(3mm程度の穴)からでも殆ど歯髄は処置できます。
逆に歯冠部を大きく落としても、ハンドファイル、Ni-Tiファイル、超音波だけではここまで取れないと思います。
コンサバティブエンドアクセス否定派の先生は是非是非挑戦してみてください(笑)
歯髄除去は穿通拡大後にどこまで洗浄操作をどこまで行うか!?
Ni-Tiファイルまで通すと安心して終わりのように思えますが、そこからが洗浄スタート
見えない部分にどこまで手をかけるか!?
どうすればここまで除去できるのか!?
セミナーで効率よく歯髄を取る方法をお話したいと思います。
腕に覚えのある先生からの挑戦お待ちしております(笑)
制限時間は1時間でお願いします!ヽ( ̄▽ ̄)ノ
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