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歯内療法専門医のとしての意地!(移植歯の根管治療)

東京の口腔外科専門医の畑田先生から移植が終わったと連絡がありました。

EEdental tu (1).jpg

移植した歯は一度引っこ抜いているので、神経を取る必要があります。

 

 

ただ・・・

 

 

畑田先生が添付してくれた画像を見ると・・・

 

 

なんじゃこらぁ~!(((((( ;゚Д゚)))))

EEdental tu (2).jpg

鬼のような湾曲。。。

畑田先生どうやって折らずに抜いたんだかが不思議なんですが・・・

 

恐るべし口腔外科専門医!( ̄ロ ̄;)

 

 

根の先端の湾曲度が強いので根管治療の「難易度が高い」と言える歯です。

 

 

ただただ・・・

 

 

この歯。。。

EEdental tu (3).jpg

ファイルを入れる度にファイルの先端がクニャクニャになり再起不能

これは元々の根管の形態を表しているのですが、

EEdental tu (4).jpg

よく見ると、湾曲がらせん状になっています。

 

もう、そうなると「難易度が高い」ではなく『超難度』!il||li(つд-。)il||li

 

 

ハンドファイルが10本以上再起不能になりながら、

今日ようやく根管充填を行いました。

EEdental tu (5).jpg

メチャクチャ手ごたえのある根管治療でした゚+.(・∀・).+゚

 

 

移植歯なので今回治療を引き受けましたが、親知らずの根管治療は基本的にお断りしています。

(勤務医時代抜去歯の親知らず散々練習したので、根管の複雑さは理解しています。 法則性がないのが困る所です)

 

今回、

#10穿通後、ボルテックス#15⇒プロテーパーNEXT X1⇒プロテーパーNEXT X2 で根管形成

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