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第7回 「歯内療法症例検討会」

2年ぶりぐらいに吉岡先生の歯内療法症例検討会に参加させてもらいました。

http://eedental.jp/ee_diary/2013/03/post-726.html 

 

 

なぜか、毎回中部歯内療法学会と日程が同じで、

今回も同日に名古屋では中部歯内療法学会が行われていました(・_・;)

 

今回は中部歯内療法学会を欠席して、下野名誉教授の話を聞きに行きました。

(知り合いの先生に「理事が休んじゃっていいの!?」と言われましたが・・・ 知りません(笑))

 

 

下野名誉教授は『病理』という分野の先生で井澤先生がおっしゃるように

歯内療法と病理学のかけ橋になるような非常に分かりやすい講演でした。

DSC02262a.jpg

 

 

私が学生時代、病理学、生化学、生理学、大っ嫌いであまり勉強してこなかったので、

今になってその基礎の大切さに気づくようになりました(・∀・)ゞ

 

 

人の体の基礎・構造・法則を知っておくと、

自分の臨床で起こった失敗、エラーがロジカルに考えられるようになると最近気づきました。

  

例えば、神経が生きているか検査する【電気歯髄診断】

これって曖昧な検査法でこれだけでは本当に歯髄の生死は分かりません。

なぜか!?(?。?)

歯の知覚を感じる神経にはC繊維、Aδ線維、Aβ繊維があり、

この電気を流す検査法で反応するのは『Aβ繊維』であり、C繊維、Aδ線維の反応までは分かりません。

 

ただ、原因・診断予測をつける1つの優れたツールにはなります♪(o=゜▽゜) 

(私は開業時にヤフオクで安く購入しました)

  

このロジックを知っている先生と知らない先生では診断力にも差が出てしまうと思います。

(正直、私も2~3年前ぐらいに知った(笑)) 

 

  

学生時代記憶した単語が色々出てきて少しではありますが繋がった部分があります。

 

私の中のビックリ・トピックスとしては、現在歯の『痛みのメカニズム』は

「動水力学説」より「知覚受容複合体説」

にかわりつつあるのも初めて聞きました( ゝω・)ノ

 

 

また、

下野名誉教授の『ドミノ理論』は一度勉強しておこうと思います。

初めて知りました。 

 

  

さすが、まじめな医科歯科大学系の先生が多い症例検討会!ヾ( ゚ д ゚ ) 

 

「単車」と「洋服&スニーカー」と「ゲーム」と「マンガ」

しか記憶がない

大学時代のツケを今頃になって清算している私と違う世界( ̄▽ ̄;)

  

 

当日販売していた書籍 

『新編 治癒の病理―臨床の疑問に基礎が答える』

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4263443462?psc=1&redirect=true&ref_=oh_aui_detailpage_o00_s00 

さっそく購入しました。

会場で重い本買って新幹線で持って買えるのがメンドクサかったのでアマゾンで購入しました。(ポイントも2050付いていたし(・ω・;))

 

 

1時間半の講演でしたが、もっと色々聞いてみたくなるような非常に分かりやすい講演でした。

 

 

後、偶然症例発表で岩谷先生の

『バスクラリゼーション』の話があり現在1症例行っているので、個人的にはタイムリーな内容でした。

 

下野名誉教授の話によると、

バスクラリゼーションは根管内の血餅の中にはグロースファクターが豊富にあるので出血を一度させた方がいいかもねと。

 

テクニックばかり追い求めていた20代、30代でしたが、

40代になり私も少しロジカルに治療をしていこうと思っています(・ д ・;)

(ぶっちゃけ、テクニックを勉強した方が臨床は面白い!)

 

 

今後も必要なことを必要な時期に勉強して行こうと思いますミミミ(ノ-∀-)ノ

 

吉岡先生、スタッフの先生方ありがとうございました。

  

 

『歯内療法症例検討会』

エンドに興味のある先生は参加してみると面白いですよ!

 

駄目だしコメンテーターの小林先生のコメントが面白い! ( ´ 3`)~♪

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