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歯科の自費治療はおススメか!?

患者さんと話をすると、多くの人は歯科医師が言うように、

ゴールドやセラミックを使うと精度が良く予後がいい!

などの幻想を抱かれていますが、

     

自費専門でシングルスタンダードに治療している人間からすると

全然違います!

 

材料で差が出るのであればこんなラクなことはありません。

  

この例えをすると、 

「美味しい食材準備すれば料理初心者でも美味しい料理のフルコースが出来る」と同じです。

 

こう例えると、『いやいや、出来ないでしょう!』と理解してもらえるはずです。

  

 

先日の患者さんケース 

自費治療のセラミックブリッジが入っていたのですが・・・

2021 EEdental UKa (3).jpg

クラウンは自費治療ながら遠心側は大きな段差、

近心側も適度な歯間ブラシも通らないような状態

根尖病変はなど根には問題ありませんが、

クラウンの後で行ったと思われる3mmの穴からの

根管治療の不備・・・

   

自費治療は適合良いはず!?では

 

以前のブログの適合の良い保険ブリッジケース

歯の長持ちさを考える歯内療法(根管治療:抜髄) - EE DENTAL_Blog 

保険治療だから適合が悪く再治療になりやすいなどはありません。   

  

保険、自費関係なく先生の腕という要素が歯科治療の予後には大きな因子になります。

保険治療の先生の中でも上手な先生が行ったものは長持ちすると個人的には経験してます。

    

今回の患者さんのケースもやることは一緒です、

2021 EEdental UKa (4).jpg

 まずは基礎工事である根管治療をきちんと行い

 

仮歯で経過を見て、その後クラウン

2021 EEdental UKa (5).jpg

 

念の押すように、

「自費治療は保険治療より優れている、結果良い」 というのは歯科医師のイメージ戦略です。

   

現在の保険治療では殆ど利益が出ない状況なのでどうして自費治療押しになりますが、

繰り返しになりますが、「材料で予後が大きく変わることは殆どありません」

個人的には「かける手間の違い」で予後が大きく分かれるものだと思っています。

自費治療を受けるのであれば、保険治療以上に歯科医院選びはシビアになられた方がいでしょうね(^。^)

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