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レジンの境界線上の着色

歯科の修復材料にはそれぞれにメリット、デメリットが存在します。

また治療する先生によりお勧めする材料も変わってきます。

 

私はなるべく無用な歯質の切削は避けたいと思っているので、

詰めれるケースであればレジン治療を勧めますが、レジンのデメリットとして挙げられるのが、

1、吸水し、変色など劣化してくる

2、レジンと歯の境界線に着色する

という点です。

 

歯科治療は代替治療で、無くなった自分の組織を人工物で置き換えしているだけですから、

人工物と自分の歯の経年劣化に差があり、10~20年後には多くの場合でやり直しの時期になります。

 

レジンの着色ですが、これは臨床を行っていると患者さんの口腔内の環境にもより大きく差があることを感じます。

 

先日来院して頂いた患者さんですが、開業以来1,2,を争うぐらい綺麗に行っているケース

2021 EEdental WaY.jpg

私は歯周病の治療をしていないので、メンテナンスなどは一切していないのですが、

メンテナンスしてもらっている歯科医院が上手なのか、治療した時よりかなり綺麗になっています。

 

またレジンの境界線にも着色が一切見られません。

 

逆に着色が付きやすい人だと、6か月後にはうっすら褐線(茶色の線)が出てきます。

 

褐線はラバーダムやエッチングをすることで発現率を減らせるとの報告がありますが、

2次因子としては患者さんの口腔内環境にも大きく影響されるなぁと感じます。

 

レジン治療は大きく削らない治療の為、歯とレジンの境界部が歯茎の上にくるので

どうしてもセラミックに比べると審美性は落ちてしまいます。

 

長期間の安定した審美性を求められる方はセラミッククラウンで治療をお勧めします。

*ただレジンに比べるとかなり大きく健康な歯を削りますので、その点は知っておいてください。

 

後、2次カリエスはレジンでもセラミックでも人工物と歯の境界線から虫歯が発生しますので

どんな治療法でも継ぎ目をよく磨いてくださいね。(・∀・)ノ

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