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歯科治療 やるなら1回できちんと治療

以前ブログにさせてもらった

珍しい第2小臼歯からの上顎洞炎 - EE DENTAL_Blog

 

根尖病変は落ち着いてきており、

2022 EEdental WS (2).jpg

クラウン製作の依頼があり、口腔内を見ると・・・

歯茎が腫れている!

その理由はレジン充填に段差がありすぎて、歯肉炎の発生装置になっていました。 

  

2022 EEdental WS (3).jpg

レントゲンでも大きくはみ出して凸凹に詰めているレジン

  

以前の銀歯(インレー)の方が圧倒的にいい状況

レジンは先生一人完結の治療で、術者の技術がモロに出る治療なので上手い・下手が如実に出る治療です。

そういった面から推測すると、レジン不得意か!?レジンの合格点レベルが著しく低い。。。

  

クラウンの作成の為に来院してもらったのですが、

患者さんにはクラウンを作る為には隣の歯が基準点となるが、その基準が崩れているから

きちんとやるには第一大臼歯のレジンはやり直した方がいいと説明させてもらい

再レジン治療することに、

 

かなり大きく歯茎の上と中に詰められているレジン・・・

顕微鏡で慎重に削って行き&歯肉付近に残ったレジンは弾いて除去していきます。 

 

その後元の歯をイメージしてレジン充填

充填後に段差のチェック 

2022 EEdental WS (4).jpg

歯肉から綺麗に立ち上げてカウンター(ボリューム)を作れました。

ここから患者さんに歯間ブラシを入れ腫れた歯茎を整えてもらい、次回クラウンの印象を行います。

  

歯科治療は1回目より2回目、2回目より3回目と回を重ねるごとに難易度が上がります。

つまり回を重ねる毎に自分の歯は減り、成功率も下がります。

 

個人的には歯科治療は1回で時間をかけきちんと治しておいた方がいいと思いますね(・ω・ )

 

↑これ早目に気が付いた方がいいですよ。

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