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矯正治療中の虫歯

現在矯正はマウスピースで行う矯正治療と従来通りワイヤーではを動かす2つがあります。

軽度の矯正であればマウスピースでもいいとされています。

歯を大きく動かす場合などはワイヤー矯正の方がいいとされます。

 

ただ、この2つ大きく異なるのは「歯の磨きやすさ」

マウスピースは取り外し式の為、毎回通常通り歯磨きができます。

一方ワイヤー矯正は歯にブラケット(金属のボタン)とワイヤーが来るので歯磨きが非常にしにくいです。

その為、虫歯になりやすい人で歯磨きが出来ないと虫歯の発生装置にもなっていしまいます。

 

ですから、ワイヤータイプの矯正装置であればなお一層歯磨きを頑張ってもらう必要があります。

また定期的に歯科医院で虫歯がないか!?チェックしてもらった方がいいのですが・・・

 

問題はここ!

定期的に歯科医院に行っていても、虫歯の見逃しは出てしまいます。

 

私がお願いしている同級生の矯正の先生は

「自分は歯を動かす専門で、虫歯の発見や治療は素人レベルだからフォローよろしく!」

と歯科医師ながら虫歯はノータッチです。

 

話を聞くと矯正の先生は虫歯の発見は苦手のようです。

ただ、このように最初から割り切って云ってもらえると周りがそのフォローをすればいいのですが、

厄介なのが、定期的に歯科医院でチェックしているにも関わらず虫歯が大きくなり痛みが出て、

患者さんがおかしいと判断し、歯科医院に行くと「あ~、大きな虫歯あるねぇ~」とまるで他人事の先生

 

今回の患者さん、20歳の男性

10歳の頃から虫歯治療でお母さんが連れてきてくれ診させて頂いていますが、

1年ちょっと前からかかりつけで矯正を始めたとのことでしたが、電話がかかってきて

前歯がズキズキ痛いとのこと・・・

 

来院してもらいレントゲンを撮ると、痛みのある右上1は大きな虫歯から歯髄炎を起こしている。。。

患者さん、お母さんに説明を行い抜髄+レジン充填

 

その治療した隣の歯を見ると、

2022 EEdental KAY (1).jpg

抜髄対象にも思える大きな虫歯が更に2本。。。

 

患者さんは定期的に歯科医院に行きチェックしてもらっているにも関わらず、ここまで大きな虫歯

  

幸いこの2本は症状も無かったことより、神経の保存を行う方向でレジン充填

2022 EEdental KAY (2).jpg

側切歯はピンクスポットが見えてましたので露髄したと判断し覆髄を行いました。

   

虫歯を作ってしまうのは患者さんの歯磨きの不足の面はあります。

が、

ここまで虫歯を大きくなるまで発見できないのは歯科医師に責任の一端はあります。

 

ワイヤー矯正をしている患者さんは、ある程度虫歯を見つけられる先生の元で定期的にチェックしてもらった方がいいですよ。

歯科医師でも虫歯の発見能力には大きな差があるのが実情です。

 

今回の患者さんまだまだ若いのでなるべく神経が保存できるといいのですが・・・

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