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神経を取った前歯の変色

歯の神経を取ると歯の中からの新陳代謝が無くなり、歯の色が茶褐色に変色してきます。

神経を取った前歯を綺麗に見せるにはまず根管治療 - EE DENTAL_Blog 

特に前歯などでは、歯の色の差が出てしまい気にされる方が多いのですが、

実はこの変色は歯内療法の質に結構依存しています。

 

神経治療後1~2年で変色してきたという患者さんもたまにおられますが、

だいたいそういったケースは先生が親心か、あまり大きく削らず治療した歯であり、

多くの場合で髄角という神経の角の部分の取り残しが変色に影響を及ぼします。

神経を取った歯の変色 - EE DENTAL_Blog 

この部分は、顕微鏡などがないと前歯でも分かりにくい場所になります。

 

髄角の処置を行うとホワイトニングをしなくても歯の色が明るく白くなることがあります。

 

私が前歯の神経の処置を行うと、このリスクを減らす為に多少大きめに削ります。

 

先日前歯がかけてしまい来院された患者さん 

2023 EEdental OSA (3).jpg

レジン充填後

   

この患者さんの前歯・・・

2023 EEdental OSA (1).jpg

右上1は私が根管治療を2回行っても、膿が治らず外科的歯内療法させて頂いた歯です。

前回撮らせて頂いたレントゲン  

2023 EEdental OSA (2).jpg

根尖病変は綺麗に治っています。

 

どうでしょう!?

8年経過して大きく変色しているように見えるでしょうか!?

 

このように適切な処置を行うことである程度の審美面は維持出来ることがあります。

 

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