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2か月前から鈍痛のある歯は神経が死んでいた(歯内療法専門医へ)
大き目の銀歯が入っておりその歯に2カ月前から鈍痛がある。
近医で銀歯を外して応急処置をしたとのこと。
その際、先生に「神経を取る治療が必要になると思います」と言われ
日数や治療回数など不明な点も多く、一度専門医に見てもらおうと来院
術前時
前の先生がユージノールセメントを詰めてくれて鎮静処置をしています。
また過去に大き目の銀歯が入っていたようです。
レントゲン
ん~、既に神経死んでいないか!?(・Д・;)
診断に迷ったらCBCTで診断
やっぱり炎症が骨の方まで波及している模様
この状態で様子をみて症状が落ち着いても(神経が全て死んで症状が無くなる)
それは後で大事になるので、今回の歯は神経を取る処置が妥当と判断
患者さんは海外に行く予定があるとのことで治療期間を非常に気にされていましたが、
私は、
「長めに時間を貰えれば1回で終わらせます」
「ただ、歯から膿が出てくるようであれば1回では終わらせませんが・・・」
と返答
「OK!」をもらい後日治療スタート
詰め物を外すと、既に神経が露出しておりそこから出血が無い為
やはり神経が死んでしまっていました。
黄色の○の部分が神経が露出している所
隔壁を兼ねたレジン充填をまず行い
その後、3mm程度の穴から根管治療からの再びレジン充填!
神経はほぼほぼ全て死んでおり殆ど出血などありませんでした。
患者さんの神経を取りたくない気持ちも分かりますが、
神経の治療をしないといけない歯の治療のタイミングを遅らせ過ぎると・・・
抜歯が近づきます!(゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
治療回数1回 治療時間:2時間30分
術前⇒術後のレントゲン
4根管(MB2・イスムスも処理 もちろん髄角も!)
帰国後レントゲンを撮って経過観察して行きます!
EEデンタル
「歯内療法」と「レジン」を専門にしている『CR-Endodontist』ですので、
レジンが詰めれそうなケースであればレジンで咬めるようにしていますが、そんなに「予後が悪い方法ではない」と実感しています!ヽ(・д・)
ビルドアップ治療 http://www.eedental.jp/buildup.html
ただ、咬む面を大きく削ってから転院される患者さんにはこの方法出来ないので、このレジンビルドアップを希望の患者さんは、歯内療法が始まる前に一度見せてくださいね( ・ω・)ノ
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