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奥歯の白い歯について

最近、EEデンタルでは「セラミッククラウン(16万)」は前歯

臼歯部は「フルジルコニアクラウン(13万)」をお勧めしています。

  

理由は、

前歯:審美重視

臼歯:割れないように強度重視+70~80点の審美

 

EEデンタルの「セラミッククラウン」は、ジルコニアフレームの上にセラミックを盛って作っています。

ジルコニアは固いのですが、上に盛るセラミック(陶材)は弱く強い負荷がかかるとたまにかけます。 

 (食器の縁がかけるような感じ)

 

一方、フルジルコニアクラウンは固いブロックから削りだすので,固い強いクラウンになります。

1つのブロックから作ったものなので割れることはありません。

逆に、多数歯のブリッジなどになると固くてしならない為、割れてきます。 

 

この辺りは術者・技工士が適応症を見極める必要があります。

ただ、色の面で言えば軍配はセラミッククラウンとなり、

複雑な色調改善はセラミックを盛って作らないと歯のような複雑な色調は回復できません。

  

じゃあフルジルコニアクラウンは!?

ひと昔前は真っ白なクラウンしかありませんでしたが、現在はグラデーションブロックや

着色技術も出てきており、ある程度の色調は整えられます。

 

またフルジルコニアクラウンは接着剤の「色」にも多少気をつかう必要があります。

 

  

先日のフルジルコニアケース

2020 EEdental YY (1).jpg

Set後の口腔内

2020 EEdental YY (2).jpg

どうしても白ベースから作るのでクラウンの色味がマットな白になりやすいです。

(透明系の接着剤を使うと特に白っぽくなる)

 

ただ、個人的には「長く使えた方がいいかな!?」と思いますし、

「奥歯の審美性ってそこまでいる!?」と思ってしまいます。

  

奥歯の歯の色って他人からはさほど気にされませんし、銀歯に比べれば1000000倍自然な歯に見えます。

正直、昔のメタルボンドに比べれば現在のフルジルコニアの審美性は勝っているように思えます。

 

 

後、フルジルコニのデメリットは除去が大変

取れないことはないですが、銀歯に比べると取るのは大変で、ダイヤモンドバーが2本ぐらいダメになることもありますが、

ありがたいことに現在は1本80円ぐらいでダイヤモンドバーがありますので

使い捨て感覚で使用すれば5~7分ぐらいで除去できます。

 

 

たまに「前の先生にジルコニアは除去できない」と言われた

「除去中に火花が出るから一度付けると外せない」

など患者さんに聞きますが、

 

大丈夫です!問題なく外せます^^;

 

 

私は再根管治療の為にフルジルコニアクラウンかなり昔から外していますが、

個人的に大変なのは【フルジルコニアブリッジ】です。

(ダイヤモンドバーが何本廃棄になり除去に時間もかかる・・・)

  

 

 

最後に、繰り返しになりますが、

前歯:セラミッククラウン

奥歯:フルジルコニアクラウン

をEEデンタルでは現在お勧めしております。 

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