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根管治療の不備から大きな病変が・・・

患者さんは40代女性

  

セラミックを入れていた歯が急に痛くなり歯科医院へ

前々から疲れると歯が浮くなどは感じていたそう。

歯科医院で抗生剤だけ処方され、本格的な治療を希望されB歯科医院に転院

 

治療を行うも治らず、すでに抗生剤を4回ほど飲んでおり治るのか不安

  

歯内療法専門医の存在を知りEEデンタルへ

 

レントゲンを撮ると

2020 EEdentalSS (1).jpg

現在治療中の歯は中等度の病変はあるものの、何とか今回再治療できそう。

 

しかし、気になるの歯がもう1本奥のレントゲンに収まりきらない大きな病変も

 

根の治療の質を問うと本気で頑張ってこれなのか!?根管治療が超苦手なのか!? 

  

残念ながら、こういう治療は一定数は見られます。

*それだけ根管治療が難しいということです。 

  

で、患者さんが今困っている歯の治療からスタート

ゴリゴリに太く削ってありましたが、典型的なMB2の見落としパターン

MB2を見つけ拡大・洗浄から根管充填

2020 EEdentalSS (2).jpg

この歯は根尖が破壊されていたので治るか治らないかは経過をみて判断

 

   

で次に奥歯の大きな病変の治療を行うと

2020 EEdentalSS (3).jpg

たまにある変則4根管なのですが、

このケース私がファイルを折ってしまい根の先過ぎて取れませんでした。

 

が、

安心してください!

清潔なファイルを使用しているので、感染源になることはまずありません。 

 

 

   

そこから6年経過し

2020 EEdentalSS (4).jpg

両歯とも骨もびっちり出来問題なく使えております!

 

 

奥歯の根管治療は難しいですし、根の形状も複雑なのでどうしてもエラーが起こりやすく予後も・・・

 

今回の歯はたまたま上手く行ってくれました!( ・ω・)ノ

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