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大きな虫歯 治療中に方針変更
患者さんは50代女性
虫歯の治療をしたいと来院
銀が外れた後しばらくそのままにしておいたようでかなり大きな虫歯が見られます。
レントゲン
かなり虫歯が大きく、私が出した方針は
神経の治療+土台+仮歯 ⇒ 数か月後にフルジルコニアクラウン
6番(奥から2本目)も大きなコンタクトカリエスがあり、
こちらは神経の保存は可能と判断し銀を外して「レジン充填」で白く治す。
話はズレますが、
女性患者さんの中には虫歯をみられるのが恥ずかしい、歯科医師にどう思われるのか!?
など考えている方がおられますが、
歯科医師側の私からすると、
「何も思わない」というのが正直な所で、
『どう治療したら綺麗に長持ちさせられることが出来るか!?』
しか考えないので、
「汚い歯」や「恥ずかしい歯」「臭う歯」など負の感情はそこにはありません。
もし恥ずかしく思われている患者さんがいましたら、
口の中を見られることを恥ずかしがることはありませんのでね!d(・ω・ )
話を戻して、
今回の歯
予定では1番虫歯の大きな歯を2時間で、「神経の治療を」して「土台(レジン支台築造)」まで
1回で治療をする予定だったのですが、
治療を行うと、「あれ!?これ神経残せないか!?」となり
*問診時に過去にも痛みがないことを確認していました。
覆髄後、レジンベースまで行いました。
虫歯をきちんと取り、レジンでベースまでしています。
予定していた治療時間が2時間、1時間近く時間が余ったので
手前の銀歯の虫歯も治療させてもらい
奥の歯は象牙質を全て隠し1カ月程度痛みがないか経過をみて、
大きな症状が無ければ仮歯を作っていきます。
奥から2本目の第一大臼歯はレジン治療でお終い!
今回のように虫歯は削ってみないと分からない所があるので、
治療を行うと治療計画とは異なってしまうケースもたまにあります。
残せる神経は残してやった方が当然いいですからね!( ・ ∀ ・ )
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