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抜髄した歯に根尖病変

昔から来院して頂いている沖縄の患者さん

不思議なんですが、EEデンタル意外と沖縄の患者さんが多いです^^;

 

私が2013年に抜髄をさせてもらいました。

2021 EEdental TEA (1).jpg

 

が、

 

2019年あたりから違和感が出てきており、

2021 EEdental TEA (2).jpg

2020年になりレントゲンを撮らせてもらうと、明かな根尖病変。。。

*DB根も微妙に怪しい・・・

 

遠方の患者さんということもあり、1回法でMB根、DB根の2根の根管治療

2021 EEdental TEA (3).jpg 

補綴の方は問題がなかった為に、咬合面に3mm程度のアクセスホールを作り

根管治療後はレジンにてその穴を充填

*根管充填材はMTAプラスを使用(造影性が弱いです)

 

術後1年

2021 EEdental TEA (4).jpg

病変は消えて来てくれています!

こんな3流歯内療法専門医が言うのもなんですが、

神経の治療はどんなに名医といわれる先生が治療しても成功率は100%にはなりません。

 

個人的なイメージではやはり縁下に及ぶ虫歯や、複数回かかる根管治療は

やはり細菌感染の機会を与えてしまうイメージがあるので、現在私は抜髄歯の治療はなるべく

一回法でできるだけ短期間で治療を終わらせ、早期に菌の入りにくい土台を製作して対処しております。

 

根管治療は菌による感染なので、できるだけ菌が感染しないようなアプローチを心がけております。

 

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