抜髄した歯に根尖病変
- Posted by: eedental
- 2021年10月 5日 08:59
- 歯内療法日記
昔から来院して頂いている沖縄の患者さん
不思議なんですが、EEデンタル意外と沖縄の患者さんが多いです^^;
私が2013年に抜髄をさせてもらいました。
が、
2019年あたりから違和感が出てきており、
2020年になりレントゲンを撮らせてもらうと、明かな根尖病変。。。
*DB根も微妙に怪しい・・・
遠方の患者さんということもあり、1回法でMB根、DB根の2根の根管治療
補綴の方は問題がなかった為に、咬合面に3mm程度のアクセスホールを作り
根管治療後はレジンにてその穴を充填
*根管充填材はMTAプラスを使用(造影性が弱いです)
術後1年
病変は消えて来てくれています!
こんな3流歯内療法専門医が言うのもなんですが、
神経の治療はどんなに名医といわれる先生が治療しても成功率は100%にはなりません。
個人的なイメージではやはり縁下に及ぶ虫歯や、複数回かかる根管治療は
やはり細菌感染の機会を与えてしまうイメージがあるので、現在私は抜髄歯の治療はなるべく
一回法でできるだけ短期間で治療を終わらせ、早期に菌の入りにくい土台を製作して対処しております。
根管治療は菌による感染なので、できるだけ菌が感染しないようなアプローチを心がけております。
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