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気になる前歯の見た目 (変色したレジン)
- 2013年5月 1日 09:04
- マニアックレジン
前歯に虫歯が出来たりすると、
問題が小さいウチはレジンというプラスチックの材料を使用します。
ただ、このレジンという材料は必ず着色や変色が起こります。
中でも多いのが歯とレジンを詰めた境界線に褐線が出るケースです。
↓レジンの周りを囲むように茶色の線が出ています。
褐線が出ないようにするには、限りなく歯とレジンの隙間をゼロにすることである程度回避できるとは思いますが、この隙間をゼロに近づけるのは少しポイントがあります。
前歯が写真のようになってしまうと、見ばえの悪いものとなってしまいます(ノω` )
このケースに関してはレジンが詰めてある面積が大きので、
この状態だと先生によっては被せ物(セラミッククラウン)で綺麗に治しましょう!
と提案されることもあります。(たぶん2割ぐらいの先生)
*セラミッククラウン治療例:http://eedental.jp/eeblog/2013/03/post-744.html
なぜか!?(*`・∀・)ノ
・ここまで面積の大きなレジンを詰めるのは手間がかかる
(*1本の歯をレジンで何箇所も治したような歯も再レジン治療をしようとすると非常に手間がかかり、セラミックなどの被せもので治す傾向があります)
・レジンを詰めるのは難しい
(レジンは術者の得意度に大きく依存する治療です)
・レジンに比べセラミッククラウンの方が綺麗に見える
(セラミックは歯と被せ物の継ぎ目を歯茎の中に隠すので、歯茎の下がるまでの数年間は見ばえが良い)
・レジンは非常に手間がかかる割には、利益が出ない
(基本的に手間のかかるレジンは保険適応で1本1000円ぐらい、一方保険の利かないセラミック治療費は10〜18万)
などの歯医者側の理由があります(ノω` )ノ
ただ、手間と時間をかければ健康な部分を削らずに、なるべく自然に治すことができます。
術後ヾ(´∀`)ノ
注意:EEデンタルは自費治療専門ですので、このレジン治療も自費で治しています。
治療時間:2時間 ×2回 1本50000円〜
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