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セラミッククラウンを長持ちさせるには
- 2014年3月29日 09:28
- 歯内療法日記 | EEデンタル こだわり
前歯を綺麗にやり代えたいという患者さん
私は必ず前歯のレントゲンを撮って根の状態、被せ物の適合、土台の長さを見るのですが、
レントゲン
どうやら被せ物のやり代えの前に、基礎の治療からやり代える必要がありそうです(´・ω・`;)
赤丸:根の方に大きな病変(膿で骨が溶けている部分)
青四角:被せ物があっていない(大きな段差)
その状況を患者さんに話して、一度根の治療からやり代えることにしました。
*金属の土台も審美性を損ねる為に患者さんと話除去する方向で
大きく骨が溶けていたので、患者さんには待つ治療が入る為に時間がかかることを説明して治療に入り、
根の治療後9か月近く経過した所でレントゲンで治ってきている所見を確認した所でセラミッククラウン(ジルコニア)を入れました(´・ω・)
セラミックは全部セラミスト(技工士)任せ!
(歯医者よりセンスいいので^^;)
そして、今日根の治療の1年予後
根の方も綺麗に治り、段差のない状態でセラミッククラウンを入れることができました!(^ω^ )/'''
歯の治療は家と同じようなものです。
http://www.eedental.jp/stayle.html
患者さんは見える被せ物ばかり気にされますが実は。。。
被せ物は家で言えば外観であり歯を長持ちさせるさせるそこまで大きなファクターではありません(´-ω-`;)ゞ
家もそうですが、基礎がガタガタで外観がいい家を建てても、数年後欠陥住宅で何らかの問題が起こってしまいます(´Д`。)
基礎に問題があればせっかくお金をかけ作った外壁も取り壊して建て替えでしょう。
歯を長持ちさせたければ、根の治療がしっかりしているか!?
こちらの方を重視された方がいいですよ(´・ω・)ノ
日本には上手なセラミスト(セラミックを作る技工士)は多くいますが、その人たちは基礎の治療(根の治療)までできませんし、歯科医院から送られてくる模型だけでは根の状態まで把握することができません。
上手なセラミストの作ってくれたものを長持ちさせるためにも大切なのは歯医者の診断なのです(*`・з・)ノ
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