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歯内療法日記の最近のブログ記事
大きな根尖病変 長い間の通院お疲れさまでした。
- 2026年6月19日 09:00
- 歯内療法日記
以前書かせてもらったブログ
患者さんは40代女性
左上の歯茎を押すと痛む、歯茎から膿が出るとのことで近医を受診
先生には「抜くしかない」と言われてしまった。
この歯は2019年に矯正治療を行った際に、一度根管治療をしたとのこと
触るとうずく感じはあったが、数カ月前に腫れてきた為一度切開は行った。
定期健診・クリーニングには定期的に行っていたが根尖病変の指摘は無かった。
術前
小さなレントゲンからはみ出して程の大きな根尖病変
CBを撮っても病変が大きすぎて原因の根管が特定できない。
根管内を空にして定期的に消毒
治療から5か月後に根管充填
定期的にレントゲンで経過観察
術前時の透過像の輪郭は分かりずらくなってきており治ってきているように思えたのですが・・・
根管充填後から1年後
また腫れてきてしまい、この時はMB根が原因で腫れたと特定できたのでMB根のみ外科的歯内療法を行うことにしました。
最初にあった病変はかなり小さくなってきてくれています。
*大きな病変の原因口蓋根のように見えます。
外科から1年
レントゲンを撮りにきてもらいました。
症状はなく経過は良好です。
治療スタートが2023年9月 経過観察含め2年8ヵ月に及ぶ治療でした。
何とか保存出来て良かったです!
治療の為に遠方から1日仕事での通院お疲れさまでした(・ω・)ノ
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昔の治すと今の治す
- 2026年6月17日 09:00
- 歯内療法日記
令和8年度診療報酬改定 診療報酬 +3.09%
というニュースがありました。
保険治療やらなくなって20年以上経っているので今のルールは全く分かりませんが、
+3%upでも大変だろうなと思います。
ホント何の業界もそうだと思いますが、10年前に比べると何でも値上げ状態なのでこの先どうなんるんでしょうね!?
今回のケース 40代女性
昔根管治療をした歯の違和感と審美障害
神経を取るとどうしても茶褐色に変色してきてしまいます。
レントゲン
ん~、ちょっとこれは・・・
一応ガッタパチャーのようなものが見られますが、アクセサリーポイントを使用し方のような細さ
また根尖まで掃除出来ていないようで、この部分からの違和感が疑えます。
昔は、患者さんの痛みを取る的な治療が主だった時代もありましたが、
現在は患者さんも出来るだけ自分の歯を保存したいというニーズに替わってしまってます。
30年以上前ならありだった治療かもしれませんが、今の時代このレントゲンを見ると歯科医師の治療の不備という解釈になってしまいます。
(保険治療自体、治療のクオリティーは一切問われないので今もこういう治療は存在はします)
健康な歯質が6割以上あったので今回は根管治療+レジンコア+レジン治療で治療を行いました。
根管充填後にレジンを詰め
10ヵ月後
違和感なく使えているそうです。
患者さんには見えにくい治療の「質」
(注:今の保険治療の費用では質は担保できないのは理解できます)
EEデンタルは自費治療専門でやっているのである程度質の確保はしていきたいですね!( ・ω・)ノ
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噛むと痛い歯がかけてきた
- 2026年6月16日 09:00
- 歯内療法日記
患者さんは40代女性
歯が割れてきたとのことで来院
現在は咬むと痛みがあるとのこと
レントゲンを撮ってみると、
第一大臼歯に歯茎の下まで広がる大きな虫歯があります。
たぶん、患者さん的にはここまで大きな虫歯になっていると思っていなかったと思いますが、
大人の虫歯はケースによってはあまり痛みを出しません。
第2大臼歯も子供の頃に治したそうで、違和感と虫歯があったので、根管治療からやり直すことになりました。
根管充填+レジンコア
残っている歯質も多く、クラックもなかったので
健康な歯質を残す形でゴールドアンレーを入れさせてもらいました。
引っ越しをされ遠方から予後の確認で来院してもらいました。
問題無く使えているそうで良かったです。
大人の場合虫歯の進行はゆっくりになりますが、たまに痛みなく大きな虫歯になっていることがありますので、1年に1回ぐらいは歯科医院でチェックを受けた方がいいですよ(^。^)
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女性の犬歯、第一小臼歯に多いフェネストレーション
- 2026年6月12日 09:00
- 歯内療法日記
患者さんは海外の40代女性
セラミックインレーを入れた第一小臼歯が前々から凍みる感じはあったが
半年前ぐらいから歯茎から膿が出てきた。
レントゲン
フィステル(膿)の原因は右上4の歯が怪しい・・・
電気歯髄診断を行うと右上4は反応がなく、この歯の根管治療が必要なようです。
またCTを撮らせてもらうと、頬側根の根尖が骨の外にありフェネストレーションを起こしており
患者さんにはまず根管治療を行い、治らない場合は骨の外に出ている根っこの先端を削る必要があると説明
帰国の日もあったので治療時間を長めに取って1回法で根管充填まで
1年後の帰国の際に来てもらうと、フィステルは消えていない・・・
やはり外科が必要か。。。
と言うことで外科的歯内療法を行うことにしました。
一応根の先端を削って逆根管充填を行いましたが、
根の先は特に汚れた感じはなかったです。
半年後のレントゲンを撮りにきてもらいました。
フィステルは無くなり痛みなどもないそう。
年に数件ある フェネストレーション
EEデンタルの場合9割以上は女性にこの現象は起っています。
また過去に矯正治療を行った人にも出やすい傾向はあります。
*矯正中に歯を移動させ過ぎてしまい、骨の外に歯の先を出してしまうことが原因になります。
この後1年予後のレントゲンを撮って終了となります。
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治らない病変の外科的歯内療法
- 2026年6月 3日 09:00
- 歯内療法日記
台風真っ只中の豊橋です。
電車も10時までに計画運休のようです。
危ないと思った患者さんは無理せずキャンセル連絡をしてください。
今回のケース患者さんは40代女性
過去に2回根管治療をしているが、咬めないぐらい痛くなり腫れて来た。
かかりつけで抗生剤を貰って飲んでいる。
今は違和感が残っており、先生からは抜歯と言われたが何とか残すことは出来ないか!?
レントゲン
近心根に病変が見られ、ファイル破折のような所見もあります。
揺れもないし破折様所見ではないので、根管治療を行うことにしました。
破折ファイルは取れず、またも1根はレッジ部分で引っ掛かってしまい穿通ができませんでした。
とりあえず出来ることはやってみたので経過を見ることに
1年後
術後しばらくあった痛みはなくなり、病変も小さくなってきているので仮歯から本歯を入れることに
クラウンセットから4年後
患者さんから痛みが出てきてしまったと連絡がありました。
レントゲンを撮らせてもらうと
少し病変が広がっているようにも思えたので外科的歯内療法を行うことにしました。
外科的歯内療法
ファイルを削り取り、イスムス部分を処理してMTAを逆根管充填
術後6か月
腫れや痛みはないそうで、病変も小さくなってきており治癒傾向が見られます。
1年予後の経過をみて終診となります。
一応外科は出来ますが、あまり積極的に外科介入したくないタイプの歯内療法専門医なので
治療は経過を見ながら外科をするタイミングを探っています。
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見えない根管の治療依頼
- 2026年6月 2日 09:00
- 歯内療法日記
患者さんは60代女性
かかりつけの先生にかなり難しい根管治療になる、将来の為に歯は1本でも残せれば残した方がいいので、歯内療法専門医に診てもらった方がいいということでEEデンタルへ
レントゲン
根尖病変が見られるのですが、過去に断髄をしていたようで根管が細くなり過ぎてレントゲンでは確認できません。
CTを撮り見てみるとかろうじて、極細の根管が確認できました。
経験上、こういうケースは一度レッジを作ると二度とオリジナル根管は探せなくなる為
スタートから任せてもらうのが一番治療しやすいです。
治療は2回で
3根管の根管治療を行いました。
この後、少し経過をみてもらいかかりつけの先生の所で補綴をしてもらいます。
先日書いたブログ
歯を残すよりインプラントにしたら!?と言われたら - EE DENTAL_Blog
こういうケースを治療させてもらうと、改めて患者さんの事を考えた歯科医師
患者さんの悪くなった歯を利用して商売上手の歯科医師
こんなに差が出るものか!?と改めて痛感します。
因みに、先日書いたブログのケースなどはレントゲン上で根管が見えているので難易度的には普通と判断し、今回のようにレントゲンで分からないものに関しては難易度高目と私は判断します。
難易度が低い方が抜歯と判断され、難易度が高い方を残す治療をした方がいいと言われる。
かかった先生のスタンスですが、あなたが患者さんならどちらの歯科医師に診てもらいたいですか!?
これは極々一般的なケースですので、歯科医院選びは慎重に!( ̄へ ̄)
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なんとか保存出来た3年前の外部吸収ケース
- 2026年5月30日 09:00
- 歯内療法日記
ちょくちょく内部・外部吸収のブログ書きますが、
基本的に吸収ケースは通常の根管治療の倍ぐらい難しい為
できれば避けたい治療の1つではあります(笑)
2年前に書いたブログ
原因の分からない外部吸収歯の保存治療 - EE DENTAL_Blog
レントゲン
最初、デンタル上ではどういった状態か全く分かりませんでした。
CTを撮り治療を始めると、口蓋根の途中が全くありませんでした。
不思議なもので、吸収はあったのですが露髄は無かった為
神経を残したままレジンで補修して、仮歯を入れました。
歯科医師を20年やってきて、初めて見たケースだったので
とりあえず仮歯で行ける所まで様子をみることに、
術後1年
痛みや膿もなく神経も死んでいません。
もう少し仮歯で様子を見ることにしました。
先日仮歯が取れたと来院され、レントゲンを撮らせてもらいました。
術前に比べるとしっかり骨も出来たので、レジン系のクラウンを入れることにしました。
3年経過した支台歯
*吸収部からの排膿はありません。
クラウンセット
少し低目にクラウンをセットしました。
とりあえず、今の所経過は良好なのでこれで終診とさせて頂きました。
顕微鏡が無かった時代は抜歯1択の歯だったと思いますが、現代はある程度見ることが出来るのでこのような吸収ケースでも保存が出来る場合があります。
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治療難度の高い内部・外部吸収!?
- 2026年5月27日 09:00
- 歯内療法日記
患者さんは40代女性
ここ最近、口蓋側に膿が出たり引いたりしている。
近所の歯科医院に行くと内部吸収があると指摘され、抜歯した方がいいと言われた。
何とか残せないかと来院されました。
レントゲン
基本的に内部吸収は神経のある歯に起ると言われますが、今回のケースは神経を取っている歯に起っています。(部分的に中から外まで繋がっているように見えます)
かなり珍しい吸収の仕方であり、患者さんには予知性高い治療を行おうとすれば
抜歯 ⇒ ブリッジ、インプラント、入れ歯、接着性ブリッジと説明
患者さんは何とか残す治療ができれば残したいとのことで、保存治療を試みました。
治療は1回法で根管充填材にはMTAプラスを使用
所々歯に穴が開いており、そこから不良肉芽の進入がありました。
そういった部分は1か所ずつ伝メスでトリミングして行きました。
ただ、吸収部分全ては処置できません、顕微鏡を覗いて見える部分を処置します。
術後半年
膿は出ておらず症状もなく使えているそう。
術後1年
歯の周りに炎症はなく、今の所経過は良好です。
原因不明でレントゲンを撮らないと分からない吸収
違和感などある歯などは1~2年に1回ぐらいでいいのでレントゲンを撮って調べた方がいいと思います。
ただ、吸収は診断も難しく小さいものは見逃してしまうことも多いので難しい所です。
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歯を残すよりインプラントにしたら!?と言われたら
- 2026年5月26日 09:00
- 歯内療法日記
患者さんは60代女性
右下ブリッジが古くなった為、ブリッジをやり直すこととなった。
その際多少の痛みと歯茎にはフィステルがあったが、ブリッジのやり替えだけ行った。
ブリッジセット後3日で腫れてきてしまった為、歯科医院で抗生剤をもらい飲んだが痛み・腫れは治まらず転院
転院先の先生に右下のブリッジ2本抜歯してインプラントブリッジにする必要がある。
また反対側の左下のブリッジも抜いてインプラントにした方がよい
治療費は150万
娘さんが当院の患者さんで、娘さんから「EEデンタルで相談してみたら!?」と言われ来院
レントゲンを撮らせてもらうと
右下
右下は右下6番が痛みと膿の原因だと思われます。
この歯は揺れもないし、右下6だけ根管治療で治しましょうと説明
左下
ちょっと長いブリッジですが、根尖病変もないし抜く必要もないし
治療する必要もないと説明
年に1~2件ある事例ですが、インプラント中心の歯科医院を受診すると・・・
ホント歯科医院選びを間違えるとこうなる典型ですね。
*娘さんに相談して良かったと思います。
2回法で根管治療
太くて長いネジが入っていますが、歯内療法専門医であれば難なく外せます。
4本の神経管を見つけガッタパチャーで根管充填
前の先生もこれだけスクリューピン長く入れるなら、「根管充填してよ」と思えるケース
この後仮歯を入れ経過観察
6ヵ月後、腫れや痛みはあれから出ていません。
1年後
仮歯で問題無く食べれているそうです。
根管治療の手間と難易度考えると抜いてインプラントした方がラクだし医院経営的にも良いしという面はありますが、
正直、こういった商業的な歯科医師とは自分は合わないだろうなと思います。
(周りの先生が何とか歯を残すというスタンスの先生ばかりで刺激を受けれる環境で良かった)
根管治療は歯科治療の中でも難しいので出来ないのは仕方がありませんが、自分で根管治療が出来なければ他の歯科医院への相談を勧めなよと思います。
一人完結型医療の弊害だとは思います。
本当にその歯を抜いてインプラントにする必要あるのか!?
言われた患者さんは一度誰かに相談した方がいいと思いますよ!(っω・。)
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何とか歯を残す治療
- 2026年5月23日 09:00
- 歯内療法日記
患者さんは20代女性
矯正中に来院して頂いた際には小さな虫歯だったのですが、
矯正が終わった頃には歯肉縁下まで入る大きな虫歯になってしまっていました。
それに伴い骨も大きく無くなっています。
矯正期間中に起りやすいリスクの1つ虫歯ですが、ここまで大きな虫歯・骨欠損を矯正の先生も気づかないものですかね!?(歯科医師の能力なので分からない先生は分からないのですが・・・)
成人歯科矯正のリスクとデメリットよく考えてからやってね。 - EE DENTAL_Blog
私は縁下の虫歯でも保存治療はしていますが、
今回のケースは、矯正治療で第2大臼歯も近心傾斜させてしまっており、上にレジンで立ち上げるスペースも無い為ヘミセクション(分割抜歯)を選択しました。
分割確認のレントゲン
ヘミセクション後 フルジルコニアクラウンを入れさせてもらったのですが・・・
クラウンを入れて2年半後にコアごとクラウン脱離
骨の所見を見ると、咬む力による問題+クラウンに強すぎる材料を使ってしまったここと推測
患者さんに謝り、もう一度根管治療からやり直させてもらいました。
ヘミセクションの際に自分がレジンコア作るべきだったと反省。。。
仮歯を入れて経過を見て行き
ようやく1年、骨もしっかり戻ってきてくれています。
この後、クラウンは弱目の材料で作っていこうと計画しています。
悪くなった歯を保存させるのは難しい。。。(>。<)
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